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2016/10/30 じゅんび2

 とりあえずCGIは作成したものの、何やらサーバの様子が昔とは変わってしまったようなのだ。レンタルサーバ屋のTOPページからメンテナンス画面にログインしようと思ったのだが、何だか様子が違う。こんな画面だっけ? とりあえず、これはと思うIDとパスワードを入力してみるが、見事に弾かれてしまった。パスワードをメールで送るようにしてみるがそんなメールアドレスは登録されていないという。Telnetが使えたはずなので、Telnetでログインしようとしてみるがダメだった。何でもアカウントが無効だというのだ。はて?
 レンタルサーバ屋のサイトの情報を見てみるとどうも以前のサービスが色々使えなくなっているようである。何しろ十年以上も前に加入したのだから無理もない。加入しているプランはどうやら三世代くらい前のもののようだ。プラン変更について、お知らせメールが来ていたような気がするのだが、メールは使えているしWebも普通に見れているのでプラン変更をしなくても平気だろうと放置していたのである。以前パソコンがぶっ飛んだ事があって、数年分のメールが無くなってしまっている。その間に来たメールであれば、どうしようもない。一応FTPは繋がるのだが、それではファイルの置き換えが出来るだけで、設定変更ができないのである。

 どうしたものかと思って、レンタルサーバ屋のサイトを見ているうちに新たにプランを追加したくなってしまった。本来ならばドメインはそのままでプランを変更するのだろうけど、移行を考えると不安がある。というわけでプランを追加することにしたのだ。一件プランを追加したところで月額1000円もしないのだから大した金額ではない。スマホに金をかけるよりも健全ではないか。
 ドメインはどうしようか? miyacho.jpが空いているようだ。レンタルサーバ屋のサブドメインという手もあるようだが、他人へメールアドレスを教える際にどうにも都合が悪い。ドメイン代は年間8000円+αほどである。.net等の方が安いようではあるが、この手のTLDは面倒なところもある。悩んだ末にmiyacho.jpを取ることにした。
 そういうわけで出来たのが、この「みやちょソフトウェア開発研究所(新館)」である。TOPページは面倒なので昔の物にちょっとだけ手を加えた程度にした。90年代に作った物なので古めかしいデザインである。HTMLも今となっては手抜きというか省略し過ぎと怒られそうな代物だ。ダイアルアップでの接続が普通だった頃に書いたので、いちいちmetaタグやらcssやらの指定でバイト数を増やしたくなかったのである。その割に背景画像とか使ってたりしたが、当時は流行りだったので仕方がない。新館の方は背景画像を外す事にした。

 それにしても今時のレンタルサーバって、仮想環境のサーバ一台まるごとどうぞって感じなのね。VPSプランというやつらしい。昔のレンタルサーバは「アカウントを作ってやるから、/home/(ユーザディレクトリ)の下は自由にファイルを置いていいよ。でもそれ以外のファイルは触らないでね」といった感じだったのけど、それは共有プランというものらしい。今はVPSなので、設定ファイル等も自由に触って良い事になっている。
 ふむ。自由なのは良い事だ。Linuxで出来ることなら大概出来るようだ。Tomcatも使えるようだ。JSP/Servletのコンテンツも作れるではないか。用意されているのは6系のようだが、自分でインストールすれば恐らく8系も使えるだろう。DBも利用できるようだ。ライセンスを取得すればOracleも使用できると思うが、PostgreSQLが用意されているようなので、それを利用すれば良い。エンタープライズ用途なコンテンツは考えていないので、PostgreSQLがで十分だ。
 ディスクも30GBまで使えるようなので、動画ファイルを大量に扱うわけでなければ容量は大丈夫だろう。ちなみに今までのプランは、50MBの制限があった。3桁も違うではないか。小さな画像ファイルとテキストで結構いっぱいいっぱいだった。ディスクも安くなったからなあ。時代は変わるものである。今までは無かった制限としてメモリの使用制限がある。1GBとのことだ。うーん。Tomcatを動かすとすぐに行きそうな気がするが、まあJavaでバカみたいに大きなVMサイズを指定しなければ平気だろう。追加料金を払えば、ディスクもメモリも増やせるらしい。今は大きなコンテンツを考えていないので、とりあえずしばらくこのままで行ってみることにする。

 しかしながら、VPSプランってLinuxの知識が無い人には敷居が高そうだ。共有プランであれば各種サーバのメンテナンスやネットワーク設定はレンタルサーバ屋におまかせで済んだけど、VPSプランではそれらを自分でやらなくてはならないのである。わたしの場合、Webサーバの設定はローカル環境でやってることだし、通常のLinuxコマンドくらいは打てるから良いのであるが、まったくの素人では手が出せないと思われる。
 そういう人のためにPleskとかいうミント系タブレットのようなツールが用意されているのだが、これがまたライセンスの追加購入が必要とのことなのだ。500円ほどではあるが、どうしようかと思いつつ触っているうちにPleskがインストールされてしまった。そして、Pleskを使うにはライセンスを購入せよとのたまうのである。とりあえずライセンスの購入は一旦待って色々と設定を試してみたが、何やらLinuxの設定が標準から色々変更されているようである。うーむ。

 レンタルサーバ屋の取り扱い説明ページを読むとメール関連の設定についてはPleskを使った設定方法しか書かれていなかった。そこでメール関連の設定だけPleskを使おうかと思ったのだけど、Web関連やDB関連まで一緒くたに設定されてしまうのである。これは使い勝手が悪そうだ。Pleskのアンインストールの説明を見ると普通にはアンインストール出来なくて、仮想環境を再作成しなくてはならないらしい。なるほど、これは使わない方が良さそうである。ネットで一般的なLinuxの設定情報を拾っても役に立たない可能性があるからだ。まだ特に大した事はしていなかったので、仮想環境を再作成して貰う事にした。

 でもって、メールサーバの設定である。メールクライアントの設定は散々しているとは言え、メールサーバの設定などした事が無かったので、色々と知識が足りないのである。ここのサーバのデフォルトではSendmailなのだが、今時のLinuxでは「Postfix」+「Dovecot」が一般的なのだそうだ。うーむ。Sendmailにはセキュリティホールがあったとかいう話もあるし、「Postfix」+「Dovecot」で行く事にしよう。
 というわけで、メールサーバの設定をしているのだけど、これがまだ非常に面倒なのである。セキュリティを考えるとSMTP認証をしなくてはならないということでcyrus-saslの設定をしてみたり、メールクライアントが平文のパスワードに対応していないので、暗号化に対応するようにしてみたり、そもそもネットワーク設定でiptablesをごちゃごちゃいじってポート解放してみたり……、色々と設定が必要なのである。ふへえ。

 とりあえず、PCのメールクライアントで、自分へのメールの送信とその受信は出来るようになったが、外部への送受信が出来ていない。実はまだ設定の途中なのである。メールサーバはすることが色々あり過ぎるというか関連して設定しなくてならない事が多い。ネットワーク管理者って偉いんだなと改めて思う次第なのである。

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